2009年7月

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2009年7月 5日 (日)

映画「愛を読むひと」

Reader

この映画、良かったという話を聞いて
友達と出かけてた。

単なるラブロマンスと思いきや、
全く意外なほどの重苦しさに、
終わってから、すぐに席を立つのがしんどかった。

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厳格な家庭で育った15歳のマイケルが
電車の切符売りのハンナと知り合う。
ベッドの中で、マイケルはハンナに請われて物語を読み聞かせる。
そんなひと夏の情事も、ハンナが突然姿をくらますことで終わる。

時は流れ、大学生になったマイケルは、
法学部の学生として裁判を傍聴しに行ったとき、
ナチスドイツの戦犯として法廷に立っていたハンナと再会。

ハンナは、自分のプライドのためにあるひとつの事実をひた隠す。
そのプライドを守るがゆえに、
自ら刑を受け入れ、無期懲役となる。

ハンナの過去を知ってしまったマイケルの驚き、
そして彼女の隠す事実に気がついても、
マイケルがそれを口にすることは、
彼女のプライドをずたずたにし、自分の15歳の夏をも暴露することなのだ。
マイケルは、この葛藤をその後もずっと引きずっていくことになる。

マイケルは、刑務所のハンナに、
物語を吹き込んだテープを送り続けるのだった。
それがまるで罪滅ぼしであるかのように。

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ここで「ある事実」にようやく気がついた私(とっても鈍感!)、
衝撃だった。

正しいことをしたと主張するハンナ。
たとえそれがユダヤ人を監視し、死へ追いやる仕事であっても、 それが仕事なのだからと、正々堂々と主張するその悲しさ。
裁判長に「もしあなたならどうしたか」と問う、その戸惑いや苛立ちまで悲しい。

時代に翻弄された女性のひたむきさが、
真実を伝えられずに葛藤する青年の苦悩をいっそう際立たせていた。
重たいテーマを引っ張って、ラストでまた衝撃。

ああ、しんどかった。
でも心に何かずしんと響く重厚さのある作品だった。
機会があれば、原作本も読んでみたい。

ケイト・ウィンスレットの、控えめで抑えがちな演技が光っていた。

公式サイトはこちら
愛を読むひと

2009年5月20日 (水)

チーちゃんの長い一日

5月16日土曜日、
出産間近のチワワのチーちゃんの体温が下がり始め
いよいよ出産かっ!と、玄関に寝袋を置いて寝たのですが
朝起きたらいつもどおりdespair

なーんや・・・と油断してたら
いよいよ日曜の午前中、出産が始まりました。
(日曜の、それも昼間でよかった~~!!)

ところが最初の子は大きすぎるのか
足は出ても頭が出てきませんwobbly
チーちゃんも苦しそう、そのうち子供は動きが止まってきました。

慌てて、開いてる動物病院に電話してすぐ連れて行って
先生が出してくれたのですが、
もう息はしていませんでしたsweat02

陣痛誘発剤の注射で家に戻り、昼過ぎ2匹目出産!
ところが胎盤が出ず、へその緒が切れません。
赤ちゃんがぶらぶらしてるところへ
3匹目の足が見えてきましたcoldsweats02
これがまた足以降なかなか出てこないsweat01

ダンナがお医者さんに教えてもらったように引っ張ったら
既に息絶えていましたcrying

3匹のうち2匹も・・・ひどい脱力です。

ところがその後、ぜんぜん陣痛が来なくなりました。
夜の9時に開く救急病院へ駆け込みました。
陣痛誘発の処置で赤ちゃんは下がってきたけど
骨盤の大きさは大丈夫そうなのに、出にくい様子だと。
赤ちゃんの心拍数が下がってきているので
もう帝王切開にしましょう・・・と。

そして、なんとか2匹生まれ、チーちゃんも無事だったのですが
最後の子は仮死状態、心臓の動きも肺も危ういsad

先生たちが1時間近くも手当てしてくれたでしょうか、
心臓は動き出したので喜んでいたのですが・・・

診察室へ呼ばれ、
この子が先天異常を持っていて
心臓は蘇生したけれど、それ以上の機能回復は望めない・・・と。
同意の上の安楽死を選択せざるを得ませんでした。

なんと言う結末。
5匹のうち3匹だめになっちゃうなんて
想像もしませんでした。
最初から帝王切開にしておけば
きっと4匹は生まれてたはず。
死産の2匹、とってもきれいな子たちだったものたらーっ(汗)
・・・なんて思っても仕方ないのです。
きっとそういう運命だったのでしょう。

でもチーちゃんが頑張って生んだ2匹、
そして帝王切開の跡はしばらく時間がかかるけど
元気そうなのでやれやれ・・・

家に帰りついたら、午前2時半を過ぎていました。

夫婦ともフラフラです。
でも一番大変だったのはきっとチーちゃん。
せっせと赤ちゃんをなめて世話しています。

無事大きく育つよう、わたしたちもがんばらなきゃ。
チーちゃん、お疲れ様tulip
 Kc380128   Kc380132

2009年5月10日 (日)

信州一泊・ウォーキングの旅

5月3日、GW真っ只中に、信州へバスツアーに行ってきました。

今回はただのバスツアーではなく、
行った先々でウォーキングをするツアーなのです。

バス定員48名は満員御礼。
案の定、メンバーは大半がシニアでしたgawk
皆さん元気やわ~・・・感心。

お天気はうす曇、雨の心配もあったけど
車窓からは南アルプス、中央アルプス、北アルプスが順々に見えました!
信州やな~・・・雄大な景色に疲れも吹き飛びます。

Sinsyu1

JR明科駅で下車。ここから旧国鉄廃線後跡を歩きます。
Shinsyu2 Sinsyu3

旧国鉄篠ノ井線は明治35年に開通、昭和63年の新線開通に伴い、役目を終えました。
その廃線敷きを歩くのですが、
森林の香りに含まれるフィトンチッドが
癒し効果満点!
Sinsyu5

レールこそありませんが、電柱もトンネルもそのまま、砂利もそのまま。
歩きにくいのですが、とっても風情がありました。
山の中のため、桜もまだたくさん咲いています。
Sinsyu6_2  Sinsyu2
土砂崩れが多く、そのたびに鉄道が運休となったため
周囲にはたくさんのヒノキが植林されたそうです。
私たち一行のために、現地NPOのガイドさんがついてくれ
ていねいに説明しながらのウォーキングです。

約2時間半の行程、しっかり歩きましたscissors
暑くもなく寒くもなく、日もかげっていて、歩くには最高でした~notes

連休のためバスの到着予定が遅れに遅れましたが
閉園間際の大王わさび園に何とか滑り込みセーフ!
Sinsyu8 Sinsyu9
水が澄んで緑が瑞々しく、ここでも癒される時間です。
仲良しの道祖神も素朴でいい感じ。

あ、でもこっちがお目当てかも(笑)
Sinsyu7 Sinsyu10
特製わさびソフトクリームとわさびコロッケ。
ほんのりとしたわさびの風味ですが、もっとピリカラでもよかったわ。

ツアーに晩ご飯がついてないのが幸いし、夜は信州名物そばを食べに。
ガイドさんオススメの長野駅前「油屋」で食べた戸隠そばは
雪をかぶった戸隠の山を大根おろしたっぷりで大胆に表現(^_^;)
ボリューム満点でおいしかったです!
Sinsyu11

せっかくなので、ついでに地酒「姥捨(うばせうて)正宗」を賞味。
わさびのピリカラ漬けと、こごみのおひたしとともに味わいました。満足満足!
Sinsyu12 Sinsy298 Sinsyu30

食後、駅前の巡回100円バスで善光寺へ。
今年は7年に1度のご開帳と言うことで、夜9時でもえらい人出です。
時間が時間なだけに中へは入れませんでしたが
境内でお参りだけしてきました。
Sinsyu13  Sinsyu14

翌日5月4日もうす曇り、歩くには最適です。

早朝出発、まずは旧軽井沢へ。
GWなので、あえて早起きしての早朝到着は大正解scissors
お店も既に開いているにもかかわらず、ガラすきの旧軽銀座は
散策するにはもってこいでした。

Sinsyu16_2 Sinsyu18 Sinsyu19

朝っぱらから、ガイドさんオススメのコーヒーソフトを試します。
ほろ苦くてバッチリおいしい!

さて、本日のメインはまた廃線跡ウォーク。
旧信越本線の軽井沢~横川駅間(碓氷線)の廃線後を歩きます。

ここは大変な急勾配で、アプト式というレールが採用されていました。
明治25年~昭和38年で廃線になったこの道は
今では「アプトの道」と呼ばれるウオーキングルートになっており
レンガ造りのめがね橋が印象的です。
Sinsyu20  Sinsyu21

1時間半近くかけてこの道をゆっくりと歩きます。
新緑がまぶしく、オゾンたっぷり、気分は爽快!
途中にある碓氷湖(うすいこ)もぐるっと一周。

Sinsyu24 Sinsyu25

「峠の湯」温泉に到着、ここがゴールです。お疲れ様~shine
ここで配られたお弁当は、かの有名な横川駅の「峠の釜めし」です!
うわ~、これ食べたかったのよね、うれしい~happy01

Sinsyu26  Sinsyu27

beerで乾杯して早速賞味。おいしかったでーすheart01
ついでにお釜も持って帰りましたdash

食後は温泉には入らず、 近くの中山道宿場町「坂本宿」を散策。
Sinsyu28_2 

今はごく普通の住宅街なのですが、
家々には当時を偲ばせる「○○屋」という屋号が記された札がつけられていました。

バスに乗り込んで一路帰宅。
足がめっちゃ痛いですsad

でもただバスに乗って食っちゃ寝するバスツアーと違い、
行く先々で歩くことを目的にするこんな旅は
初めてだったけどちょっとはまりそうです。

そして、信州、ええわ~~、大好きfull

 

2009年4月26日 (日)

試写会「余命1ヶ月の花嫁」

試写会で当たったので行ってきました。

もうタイトル見ただけで泣けてきます。
一緒に行った娘は
「横でビービー泣くの止めてや。かっこわるいし」
なんともドライな娘であります。

それを聞いていたせいかどうなのか、
涙はぜんぜん出ませんでした。

本物の話です。
若年性乳がんという、珍しい病を患って
24歳でこの世を去った長島千恵さんという実在した人物の
「若いからって乳がんを侮らないでほしい」という切なる気持ちを
ちゃんと伝えるべくして作られた映画なのでした。

病気が発覚したころに知り合って付き合い始めた千恵と太郎との
ともすればベタな純愛物語・・・に見えてしまうのですが、
生死をかけた若い二人の真摯な気持ちには
やはり涙なくして見れないのでした。

でも映画になるとどうしても「映画」としてみてしまう自分が悲しい。
こんな現実もあるというのに
「はぁ~・・・かわいそうやなぁ」と見終わって会場をあとにする自分は
やっぱり明日もあさっても生きているわけです。
というか、生きているであろう自分を基本的に疑わないでもすむ現実があるわけです。

その差はとっても大きい!

明日の自分はないかもしれないと思いながら日々を過ごしていくって
なんて悲しくつらい現実なのかと、
あらためて知る思いでした。

当たり前のように、朝が来たら目覚め、一日を過ごす自分。
それが当たり前とは思わずに、
「ああ、今日も一日生きられた」と感謝して一日を終える。
そんな落差に、身が引き締まる思いがするのでした。

榮倉奈々さんと、瑛太さんお渾身の演技をみて
やっぱり目の前がぼやけるのでした・・・・。

008

2009年4月23日 (木)

おかげ参りと志摩10kmウォーク(その2)

2日目も快晴!

昨夜飲みすぎてヘロヘロ、バタンキュー状態でしたが
何とか早起きし、7時半にホテル出発。
向かうは志摩スペイン村。

今日はこの「志摩ロードパーティ」にエントリーしています。
ただし、ランニングではなく、弱小10kmウォーキングですが(笑)

大会会場が志摩スペイン村ってわけです。

Walk1
情けない格好sweat02 だって日焼けしたくなかったんだもーん。

ウォークの人たちは8:30から随時スタートです。
特に競技規定も結果もありません。
自分で楽しく歩けばいいってことですが
ちゃんとパンフレットには名前も載っていましたscissors

Walk2 Walk3
こんな海沿いの道をてくてく歩きます。
天気もいいし最高~!

といいたいところですが、
最初機嫌よく歩いていたのに、だんだん息が荒くなる・・・saddash
半分以上はアップダウンのきつい道で
単純にウォーキングとはいえない状況sweat01
こういうときに、運動不足がモロにたたります。

Walk5
コース途中では、渡し舟に乗って向こうの島まで渡るなんてのもあり
ランニングチームとは違って、ほんとのんびりしていますね~。
しばしいい気分。

Walk4
ゴールも間近!
随所にボランティアや警備員が立っておられます。
暑いのにホントご苦労様。

ゴール近くになると、ランニング走者たちが戻ってくるのに出会いました。
真剣さが違います!

Walk6
10km完歩!
ああ~しんど、とにかく暑かった・・・

でもちゃんとそれなりの達成感はあり、まずは満足です。

来年はランニングにチャレンジしようかな・・・!?
なんてとても無理ですcoldsweats01

翌朝からジワジワ足が痛くなったことは、いうまでもありません(笑)

2009年4月21日 (火)

おかげ参りと志摩10kmウォーク(その1)

小学校の修学旅行以来、2度目のお伊勢参りをしてきました。

朝からピッカピカの快晴!
途中、ドライブルートがわかりづらく、車の中はannoy
ようやく外宮に着きました。

Isesima9418_1
火除橋を渡り、俗界から神域へ・・・

Isesima9418_3
うっそうとした木立を抜けると、御正宮。
天照大神の食事を司る神、豊受大神がまつられていました。
陽がさんさんとしていても、そこは神域。
厳かな気分になります。

つぎに内宮へ。
Isesima9418_43 Isesima9418_52
五十鈴川べり、修学旅行で歩いたなぁ・・・なつかしい!
新緑が目にまぶしく、それだけでも癒されます。

Isesima9418_76 Okage
さて、ここからが本番!?
内宮横のおはらい町&おかげ横丁でぶらぶら散策と食べ歩き。

週末にもかかわらず、人出は3分の1くらいとタクシーの運転手が言ってました。
ラッキーやったな~。
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(上)伊勢うどん。
太くてユルユル、真っ黒なおだしなのにかつお風味がバッチリで超美味!
(下)お豆腐ソフト。まったりとお豆腐風味・・・おいしい~!

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地酒「おかげさん」ではマス酒を、
神宮御神酒の「白鷹」では大吟醸と濁り酒、右のは日本酒用のあら塩。
大吟醸のまったりまろやかさったら・・・!!

Isesima9418_31 Namasenbei
(上)なつかしの生姜糖は健在でした~!
(下)菓子博で何度も賞を取った「生せんべい」・・・ええ~!?お味は??

さて、夜が一番のお楽しみかも~!?
実はとっても楽しみにしていた「伊勢神都ビール」のビアレストラン「麦酒蔵」で
夕食を取るのがまた目的のひとつでした!

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地ビール5種飲み比べセットは圧巻です~shine
創作メニューの数々もいけてます!
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作り味噌の味噌ピザ、枝豆もセイロ蒸しでおいしくて思わず追加注文heart04

普段飲めない伊勢神都ビールを存分に飲み、
こんな幸せ、いいのかなぁ~・・・の心地でした。

すっかり酔ってフラフラです。
あ、翌日はウォークイベントのため早起きなのにwobbly(つづく)

2009年3月27日 (金)

バリアフリー映画「ラストゲーム」

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先日応募した映画上映会のイベントが当たり
家の近所なのでダンナといってきました。
「ラストゲーム~最後の早慶戦」です。

http://www.lastgame-movie.jp/

「バリアフリー」の部分をなんとも思わず、
映画を見ることだけしか考えていなかったのですが、
ある団体が定期的に
「日本語ガイド付き」「音声字幕つき」で上映している映画会でした。

なので、ほとんどは視覚障害、聴覚障害を持っている人と
その付き添いの方(盲導犬まで)でした。

映画の内容はさておき、やや遅れて入ったので
主催者の挨拶が始まっている最中。
挨拶をスクリーンに文字情報として流しています。

「あっ!」
これって、私が一昨年終了したボランティア講座の実践版でした。
話し言葉をリアルタイムに、パソコンで入力して
プロジェクターでスクリーンに流すというものです。
こんなところでお目にかかる側になるとは思いませんでした。

映画が始まると、
日本語映画に日本語の字幕。。。。だけじゃなくて
配役の動き、状態まで
全部文字情報として入力されているのでした。
これは聴覚障害の方向けのもの。

同時に同じようなことが音声ガイドでも流されます。

「グラウンドを走る生徒たち」
「○○、去っていく」etc・・・
これは視覚障害の方向けです。
目で見えない分をカバーしながら、場面状況を解説していました。

これ、淡々とやられると、
私たちには感動的なシーンであっても、むしろ台無し状態なのですが
こんな解説さえなければ映画鑑賞もままならないのだと
いまさらのように気がついたのでした。

細々との活動のようで、
100人ほど入れる会場内には20名ほどしかいませんでしたが、
こういう地道な活動によって支えられている人もいるのですね。

私も、時間と気持ちに余裕ができれば
そういうスタッフの一助として活動したいと思ってますが
いつのことやら・・・。

2009年3月22日 (日)

映画「7つの贈り物」ネタバレあり!?

7okurimono
ウィル・スミス主演のヒューマンドラマ。

特に見るつもりはなかったのですが、
たまたま見る機会に恵まれて、見てみました。

ほんのすこーしだけ、ストーリーは頭に入ってましたが・・・

初め、主人公のベンが「今から自殺しようとする自分」のことを
救急車宛に電話するところから話は始まります。

どうやら彼はIRS(米国税務所)の職員らしく(実際は違うのですが)
職務上からこっそり入手した個人データをもとに
いろんな人(弱者ばかり)を訪ねていくのです。

そして、どうやら彼は
7人が犠牲になった自動車事故で愛する人を失い、
ほとんど生気なく、何かの目標だけを頼りに生きているといった様相。
そしてその目標とやらが
訪ねていく人たちと関係がありそうです。

しかしそれがどういうことなのか、話が断片的で、
ラスト近くまで何のことかさっぱりわからず
ただ眠く重く退屈な時間が過ぎていくのですが・・・

そして再びラスト近く、
救急車を呼ぶベンの話へ戻るのです。

実はその自動車事故は彼が起こしたものであり、
助手席の彼女が即死、
巻き込まれて亡くなった人の数だけ
自分とその持ち物を全て犠牲にして
罪を償おうとするのでした。

町から離れた自分の家屋敷を、DVでおびえて生きている母子に提供。

生きているうちに提供できる肝臓、骨髄、肺、腎臓を差し出し、
最後に目と心臓を提供できるように計らって自ら命を絶つのでした・・・。

暖かい温もりのある贈り物の話なのかと思いきや、
なんて重苦しい話。

ウィル・スミスの普段とは全く違う役柄に
どうもすっと入っていけないものを感じていはいましたが
最後に恋に落ちた先天性心疾患の女性に自分の心臓を移植してしまうなんて、
その女性にしたらなんて残酷な話なんだろうと思わずにはいられません。

おかげで命を取り留めた女性は、
彼の角膜を移植された男性と会う機会があったのですが、
今はなき彼の眼でしっかり見つめられ
どんな思いをしたことでしょう。
ラストは涙があふれました。

いろんな意味で深く考えさせられるものがありました。
ヒューマンドラマとはいっても
後味がなんとも言えず、どうも落ち着かない印象が残りました。